「ワグラスD錠」という薬の名前を耳にしたことはありますか?
ニキビや歯槽膿漏、蓄膿症、副鼻腔炎、中耳炎、乳腺炎、膀胱炎など、膿や炎症を伴う症状に悩んでいる方の中には、病院に行かずに市販薬で対処したいと考える人も少なくありません。
そんなときに候補としてあがるのが「ワグラスD錠」です。
この記事では、ワグラスD錠が抗生物質なのかどうか、具体的な効き目や効果、副作用や飲み合わせの注意点、そして実際の口コミまでまとめました。
【結論】
- ワグラスD錠は西洋薬の抗生物質ではなく、漢方生薬による「化膿や炎症を抑える薬」
- ニキビ、歯槽膿漏、蓄膿症、副鼻腔炎、中耳炎、乳腺炎、膀胱炎、風邪の喉の腫れ、虫歯の化膿予防などに効果が期待される。
- 漢方なので副作用は少ないが、甘草によるむくみや血圧上昇などに注意が必要。
- 他の薬との飲み合わせ(特に甘草を含む薬や利尿剤など)には注意が必要。
\常備しておけば、急な腫れや痛みに安心/
ワグラスD錠は抗生物質なの?
結論から言うと、ワグラスD錠は西洋医学で使われるような「抗生物質」ではありません。
ただし「漢方の抗生物質」と呼ばれることもあるほど、化膿や炎症に効果が期待できる生薬製剤です。
メーカーの剤盛堂薬品によれば、ワグラスD錠は化膿や腫れ物、リンパ腺炎などに使われる漢方薬で、細菌による化膿性疾患の改善を目的としています。

菌そのものを殺すのではなく、体が膿を排出し炎症を鎮めるのを助ける働きがある薬なんですね!
ワグラスD錠の効き目・効果
ワグラスD錠は幅広い炎症・化膿性の症状に使われており、次のような場面で効果が期待できます。
ニキビ(尋常性ざ瘡)
膿がたまって赤く腫れたニキビに用いられます。
実際に「一晩で落ち着いた」という声もあり、抗生物質を使いたくない人から支持を集めています。
歯槽膿漏・歯肉炎
歯茎が腫れて膿が出るような症状にも効能があり、口腔内の炎症改善に役立ちます。
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)
鼻の奥に膿がたまる副鼻腔炎に使われ、粘り気のある鼻水や鼻づまりの緩和をサポートします。
中耳炎
耳に膿がたまって痛みや発熱を伴う症状にも効能が示されています。
乳腺炎
授乳中に胸が腫れて痛む乳腺炎でも使われ、炎症の軽減に効果的とされています。
膀胱炎や風邪、虫歯など
泌尿器の炎症や、風邪のひき始めの喉の痛み、扁桃腺の腫れなどにも補助的に使われます。
虫歯の痛みや化膿の予防に活用するケースもあります。
服用のコツ
通常は1回5錠を1日3回、水またはお湯で飲みます。
喉に炎症がある場合は、口の中で少し溶かしてからお湯で流し込むと、より効果を実感しやすいと言われています。



我が家では、喉が痛い時には1錠を舐めて溶かし、残りの4錠をぬるま湯で飲みます。
そうすると、舐めて溶けた成分が喉に届いて痛みが和らぎます。
ちょっと苦みはありますが、効果はてきめんです!
5歳から服用できるのも嬉しい点で、必ず救急箱に常備しています。
ワグラスD錠の副作用
漢方薬のため比較的安全とされていますが、副作用がまったくないわけではありません。
代表的なものを挙げます。
- 皮膚症状:発疹やかゆみなど
- 偽アルドステロン症・ミオパチー:長期間の服用でむくみや血圧上昇、筋肉の痛みやしびれ
- 胃腸への負担:人によっては胃もたれや不快感が出る場合もあり
[服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称 症状 偽アルドステロン症、
ミオパチー手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 引用:https://www.zaiseido.co.jp/product/search.cgi?action=view_id&p_page_id=2&s_id=30



症状が現れた場合や、1ヶ月ほど続けても改善が見られない場合は、服用を中止して医師・薬剤師に相談しましょう。
ワグラスD錠の飲み合わせ
生薬中心の薬とはいえ、他の薬との飲み合わせには注意が必要です。
- 甘草を含む薬との重複
風邪薬や胃薬などにも含まれるため、成分が重なると副作用のリスクが高まります。 - 利尿剤や降圧薬、ステロイド系の薬
併用でむくみや血圧上昇の副作用が出やすくなるため、持病のある方は必ず医師に相談してください。 - 食べ物との相性
特に大きな制限はありませんが、リコリス菓子など甘草を多く含む食品は取りすぎないほうが安心です。



お薬をたくさん飲んでいる方は、必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。
ワグラスD錠の口コミ・評判
実際に使用した人の声を見てみると、次のような傾向があります。
- 「膿がたまったニキビがすぐに落ち着いた」
- 「漢方なので安心して長く使える」
- 「副作用を感じずに続けられた」
- 「薬局や通販で簡単に手に入るのが便利」
- 「数日飲んでも効果が感じられなかった」
- 「体質に合わなかったようで変化がなかった」
全体的にはポジティブな声が多いですが、効果の出方には個人差があるようです。
数週間続けてようやく変化を感じる人もいるため、即効性を求めすぎず様子を見るのが良さそうです。



私の個人的な感想としては、ニキビが化膿して痛い時には必ず飲んでいました。
すると、2日目くらいで痛みが和らぎます。
そして、飲み続けているちに、ニキビが出にくくなりました。
化膿や炎症が起きてる時には本当に万能で、ワグラスD錠様様です!
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ワグラスd錠は抗生物質?効き目や効果、副作用はある?口コミまとめ
ワグラスD錠は、西洋医学でいう抗生物質ではありませんが、ニキビや歯槽膿漏、蓄膿症、中耳炎、乳腺炎など化膿性の炎症に幅広く使われてきた漢方薬です。
抗生物質のような耐性菌の心配が少ない一方で、甘草による副作用には注意が必要です。
口コミでは「自然由来で安心」「ニキビに効いた」という評価が多い反面、「効かなかった」という意見もあり、体質による違いも見られます。
購入や服用を検討する際は、薬剤師に相談しながら正しく使うことをおすすめします。
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