マグネットつけまつげは、接着剤を使わずに手軽に装着できるため、多くの人に人気があります。
しかし、金属アレルギーや目のトラブル、MRI検査時の注意点など、知らないと危険な点もあります。
本記事では、マグネットつけまつげの危険性やデメリットについて詳しく解説します。
購入前にぜひチェックしてください。
マグネットつけまつげの危険性は?金属アレルギーは?
マグネットつけまつげには、「アイライナータイプ」と「はさむタイプ」の2種類があります。
アイライナータイプ
磁石成分を含んだ専用のアイライナーを引き、その上につけまつげを装着する
はさむタイプ
自まつげを上下のマグネットつきまつげで挟んで固定する
この2種類のタイプを踏まえながら、危険性についてみていきたいと思います。
金属アレルギーのリスク
マグネットつけまつげには「ニッケル」や「コバルト」などの金属が含まれていることが多く、金属アレルギーを持つ人は特に注意が必要です。
特にアイライナータイプは磁性成分が皮膚に直接触れるため、かぶれや炎症を引き起こしやすくなります。
また、はさむタイプでも金属部分がまぶたや目元に触れることでアレルギー反応を起こすことも考えられます。
繰り返し使用することでアレルギー症状が悪化する可能性もあるため、注意が必要です。

SNSを見ると金属アレルギーの人は「欲しいけど購入を控えている」といった方が多かったです。
口コミサイトでは金属アレルギー出たという報告は見当たりませんでした。
また、金属アレルギーだけどはさむタイプは大丈夫だったという声もありました。
しかし、それぞれのアレルギーの程度によって変わってくるので、絶対大丈夫ということはありません。
目のトラブルや肌トラブル
マグネットつけまつげを使用すると、いくつかの目のトラブルや肌トラブルが発生する可能性があります。
まず、磁石の重さによってまぶたに負担がかかることがあり、長時間装着するとまぶたが疲れやすくなることがあります。
アンファー株式会社がおこなった「まつ毛の負担調査」によると、
つけまつげを付けた状態でまぶたを持ち上げる1年分の負担は、95kgのものを1cm持ち上げるのとほぼ同じ。
つまり、100kg近くある力士1人を持ち上げるのとほぼ同じ負担(仕事量)。
引用:https://scalpd-eye.angfa-store.jp/matsuge/research/burden
だそうです(汗)
普通のつけまつげでそれだけの負担となると、はさむタイプのつけまつげは2枚になるので更に負担がかかることになります。
つけまつげで余計な重みがかかると、まぶたを持ち上げている眼瞼挙筋が弱まり、眼瞼下垂を引き起こすリスクが高まります。
引用:フラミンゴ眼瞼・美容クリニック



まぶたは皮膚が弱いので、気づかないうちにダメージが蓄積し、老化が進行してしまう危険性が・・・
ツケマ休止dayやアイケアをしっかりする事が大事だね!
また、アイライナータイプのものは、使用する専用アイライナーの成分が原因で肌荒れを引き起こす可能性があります。
特に敏感肌の方は、かゆみや赤みが発生することがあるため注意が必要です。
マグネットつけまつげ装着でのMRI検査危険度
マグネットつけまつげを装着したままMRI検査を受けると、強力な磁場の影響でまぶたが引っ張られる可能性があります。
特に、磁力の影響を受けやすいマグネット部分が皮膚やまつげに直接接触しているため、違和感や痛みを感じることがあるかもしれません。
また、磁場がマグネット部分を加熱し、火傷のリスクを高める可能性もあります。
MRI検査を受ける前には、必ず医療スタッフに相談しましょう。
万が一、装着したまま検査を受けた場合、思わぬトラブルにつながる可能性があるため、注意が必要です。



MRI検査は基本、化粧品類(マスカラ,アイシャドウ,アイライン,アイブロウ,つけまつげ,まつげエクステ,ネイル,などはNGです。
⼈体に影響があるだけではなく、画像の歪みや検査の遅延に繋がってしまいます。
なので、必ずMRI検査前には取り外しましょう!
空港の保安検査で引っかかる?
マグネットつけまつげには小さな磁石が含まれているため、空港の金属探知機に反応する可能性はありますが、稀だと思います。
磁石に用いられているフェライト磁石は、磁器に分類されるモノなので実は金属ではありません。
なので、一般的な金属探知機にはほぼ反応しなく、ものすごく高性能な磁性体検知器でないと反応はしません。



ピップエレキバンや磁気ネックレスは、フェライト磁石が使用しているものが多く、保安検査場での金属検査は無事に通過できます。
ただ先ほども言いましたが、金属探知機に反応する可能性はゼロではありません。
特に、セキュリティが厳しい国や空港では追加の検査を受けることがあるため注意が必要です。
国内線の旅行であれば問題はなさそうですが、国際線では検査基準が厳しいため、出発前になんらかの対策を取ることでスムーズに搭乗でると思います。
心配であれば、外しておくことくをおすすめします。
マグネットつけまつげのデメリットは?
便利なマグネットつけまつげですが、いくつかのデメリットもあります。
使用する前に、以下の点を理解しておきましょう。
装着に慣れが必要
はさむタイプはマグネットの位置合わせが難しく、アイライナータイプもラインを若干太くきれいに引くスキルが必要です。
自まつげが短いとはずれる・ズレてくる
マグネットつけまつげは、自まつげの長さや量によって装着のしやすさが異なります。
特に自まつげが短い場合、はさむタイプのつけまつげがしっかり固定されず、ズレたり外れたりしやすくなることがあります。
不自然な見た目になる場合も
マグネット部分の厚みで、角度によって不自然に見えることがあります。
また、はさむタイプだと自まつげまでサンドされるので、華やかになりすぎたり、ケバケバしくなったりしてしまいます。
コストが高め
質の良いマグネットつけまつげや専用アイライナーは一般的に価格が高く設定されています。



使いこなすにはコツが必要で、コスパや仕上がりにも注意が必要です。
マグネットつけまつげの危険性やデメリットは?金属アレルギーは大丈夫?まとめ・・・
マグネットつけまつげは、接着剤を使わずに簡単に装着できる便利なアイテムです。
危険性やデメリットはいくつかありますが、正しい方法で使用すれば安全に楽しむことができます。
ただし、金属アレルギーの人は成分に注意しましょう。
また、MRI検査を受ける際には、必ず事前に外しておくことが必要です。
これらのポイントを理解した上で、自分に合った方法でマグネットつけまつげを活用してみてください。